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【税理士の探し方と選び方】
1.税理士の「探し方」
まず、税理士はどうやって探せばいいのでしょうか?
(1)知り合いに紹介してもらう。
(2)電話帳(イエローページ)で"税理士"のページから探す。
(3)Yahooなどで検索して、ホームページで探す。
他にもあるとは思いますが、代表的なのはこんなところでしょう。
(1)は、基本的な探し方です。先輩の税理士の方に聞いてみても、やはり紹介が一番多いようです。特に、税理士から見て「お客さんからの紹介」が一番多い様です。
つまり、会計や税務の仕事を依頼していて、力量などが分かっているため、もし力量が高い場合は、安心して紹介することが出来るわけです。
もし税理士を探されている場合は、知り合いの会社経営者に「いい税理士いない?」と聞いてみるのも手かと思います。もしその経営者の方が、顧問税理士に満足していたら、紹介してくれるでしょう。
(2)は、最近ではあまり聞かなくなりました。しかし、近所で探せるというところにメリットがあります。税理士が近くにいると安心、という面もあります。(ただ、このインターネット時代、距離の壁を少なくすることも可能だとは思います)
最近増えてきたのが(3)です。というか、税理士につてのない経営者の方は、ほとんどこの方法で探すのではないでしょうか?マッチングサイトなども、最近はものすごく増えています。
(会社を新設された方は、DMがたくさん送られてくると思いますので、そのDMで判断されるか、DMからHPにアクセスして判断される方も多いようです)
最近の若い経営者・起業家の方は、「自分で何でも選びたい」という方が多いと思います。私もそうです。
そんな経営者のかたは、税理士についても、人から紹介されたり営業されたりというのではなく、自分で選びたいと思われるのではないでしょうか?
ところで税理士業界は、現在のところIT浸透度という面では、他の業種に比べてとても低いのではないかと思います。HPを開設しているところは割と少ないですし、メールも使っていない事務所が結構あります。
開業している税理士の平均年齢が60歳超といわれていることからも、これは仕方のないことかもしれません。
それでもやってこれたのが今までの税理士業界ですが、これからは変わっていくでしょう。HPの開設などは、必須条件になるのかもしれません。(もちろんそれだけではないですが)
税理士に名刺をもらっても、メールアドレスが書いていなければ、電話しか連絡方法がないわけで、困ることも出てくるでしょう。まずはメールで接触したい、という方も多いのではないでしょうか?
また、インターネットは、普通の広告などに比べると、情報量が圧倒的に多いです。特に税理士などという職業は、他と比べるのが非常に困難ですので、HPなどでサービス内容や値段を出していると選びやすいですね。
これからは、HPで業務内容や方針、料金等を確認し、税理士を選んでいくのが当たり前の時代になってくるのではないでしょうか?
2.税理士の「選び方」
1では、税理士の物理的な探し方を見ましたが、さて、それでは、皆様はどんな税理士を選ぶのがいいのでしょうか?
私は、下記の3つの鉄則を皆様に守っていただきたいと考えています。
鉄則1:必要とするサービスを、適正価格で提供してくれる税理士を選びましょう。
税理士は数字を専門的に扱うという特殊性があり、税務という、とても複雑で毎年変わる制度を相手にするという意味で、経営者の方にとってあまり触れたくない部分の仕事をするため、「分かりにくい」という一面があります。
そのため、「税理士に高いお金を払うのはしょうがない」という空気があり、税金の計算をするだけで何の相談にも乗ってくれない税理士に、高い報酬を払っている会社がとても多いです。
また、以前は「税理士報酬」というものが決められていた、というのも、高いお金を仕方なく払っていた一因になっていると思います。
しかし、今は違います。税理士報酬も自由化され、広告規制も撤廃されたため、税理士は自由競争の世界に入っています。
したがって、いいサービスを安く提供する税理士が増えているのも事実です。安い顧問料でも、しっかりサービスをしてくれる税理士が最高ですね。
しかし、値段だけで選ぶのもかなりギャンブル性があると思います。事前によく下調べをしたうえで、いいサービスをしてくれる税理士を、是非選んでください。ただ、経営者の方にとって不要なサービスもありますので、選べるサービス形態を取っている税理士事務所が良いのではないかと思います。
(ここでもやはり、インターネットなど、税理士の情報を開示しているところで調べることが重要になりますね)
鉄則2:ITに強いところを選びましょう
まず、経理や税務申告など、数字を扱う仕事をお願いするわけですので、「スピード」と「正確性」が要求されるのは当たり前の話です。
これまでは、手で決算を組んだり、税務申告書ももちろん手書きでしたので、時間はかかるし、データがバラバラに存在しているので、正確性という観点から見ても、若干怪しいところがあると思います。
これからは、経理ソフトや税務ソフトなどのツールを使って、スピーディーにかつ正確にデータをお出しすることが求められます。(さすがに最近は事務所の多くがそのようなツールを使ってはいますが…)
そして、「ITに強い税理士」のメリットはそれだけではなく、そのソフトなどのツールを使うことにより浮いた時間で、もう一つの付加価値をいただく、というところだと考えています。
例えば、決算書や資金繰りの改善なども一つだと思いますし、支払や請求方法など事務の簡素化もありだと思います。
私は、税理士事務所の経営を通じ、ITをどう使って売上を伸ばしていくか、ということを実践していますので、そのノウハウをお客様に提供することができます。
つまり、ITに強い税理士を選んで、経理・税務申告以外の部分でノウハウをもらおう、ということなのです。
鉄則3:お客様の現在と将来をきちんと考えてくれるところを選びましょう
税理士は、お客様のお金の計算をし、税金の申告をするだけでいいのでしょうか?
もちろん、それでいいという経営者の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これからは、過去の数字の計算だけでなく、現在と将来のことも経営者の方と一緒になって考えていくべきであると考えています。
例えば、節税と一口に言いますが、ただお金を浪費するだけの節税では意味がないわけで、節税は、将来の経営計画とリンクしたものでなければなりません。また、設備投資の判断なども、経営計画を頭にいれながら行っていく必要があります。
今後は、そのような経営とお金に絡むことを、しっかりと会社の立場に立って考え、アドバイスすることが出来る税理士が求められるでしょう。
上記の「3つの鉄則」を頭に入れた上で、税理士を選んでいただくのが良いと思います。
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