2017-11-15 (水)

━━━━━━━━━━━■ 【ひとり経営講座メルマガ】2017/11/15[第780号]著者になるきっかけはなんだったか?

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【ひとり経営講座メルマガ】2017年11月15日水曜日
[NO.780]著者になるきっかけはなんだったか?
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山田さん

おはようございます。山本憲明です。

先週後半から今週前半にかけては、

・事務所で仕事(9月決算や年末調整)
・お客さん訪問
・千葉県税理士会テニス大会(優勝)
・静岡県三島市で講演(清水銀行)
・少年野球練習
・執筆関係
・出走馬の応援

そんな感じの一週間でした。

※ このメルマガは現在「水曜日」の週一で発行
  しております。
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■このメルマガは、小規模経営にこだわってきた山本が、
 「小さい会社の経営では、何に気を付けていけばいいか」
 「社長は、どう行動していけばいいのか」
 などについて、熱く、時にはクールに語るメルマガです。
 
 会社を経営している社長さん、士業の方、起業準備中や
 起業したい会社員の方に読んでいただきたいメルマガです。

■ご登録いただいた日の翌発行号からお届けしています。
 もし届いていない号があれば、「迷惑メールフォルダ」
 をご確認ください。

■大変申し訳ございませんが、現在バックナンバーは
 公開しておりません。後々、まとめてウェブサイトにて
 公開する予定ではおります。

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[NO.780]著者になるきっかけはなんだったか?

「社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい」

という本が、発売となりました。

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書店で探して、少し立ち読みし、役立ちそうで
あればぜひ買ってください!

「1人経営」についての話はまた改めてさせて
もらうことにして、今日はせっかくなので、
出版についてのお話をしたいと思います。

一番よく聞かれるのが、

「どうやって初めの出版をしたの?」ということ
です。

多くの方は、出版の経験(著者になった経験)
がないと思いますので、気になるのは当然です。

多くのことが、偶然から始まります。

僕の出版も、きっかけは偶然で、まさかいま
20冊もの本を書いて世に出すような状態に
なるとは思っていませんでした。

2004年に会社を辞め、2005年から税理士として
独立して仕事をやることを決意しました。

2004年は、独立準備のため、とにかく多くの人に
会おうと決めていて、いろんなセミナーとか会に
出席しました。

ちょうどそのころ、ブログのはしり(僕がやって
いたのは、”楽天日記”です)やメルマガが世に
出てきたころで、僕も書いたり読んだりして
いました。

たまたま取っていたメルマガ(起業関係のメルマガ)
で、「東京ドームで野球をしませんか」という
案内が流れました。

ずっと野球をやっていて、野球が大好きな僕は、
やったことのない東京ドームでどうしても野球がしたく、
申し込みました。グラウンド代が高いので、
確か1人1万円を出して参加しました。

当日分かったのは、主催をしていたのが、
「21時から(くじから)倶楽部」という、いろんな
仕事をされている人が集まった会でした。

21時から倶楽部では、毎月なんらかの面白い
催し物が開かれていました。東京ドームで野球を
やったのが7月で、10月には、

「出版しようぜ!パーティー」というものが
開かれました。

横浜のランドマークタワー最上階の宴会場で、
素人が出した出版の企画書を、色々な出版社の
編集者の方が見て、本にならないか検討するという
企画です。

東京ドーム以来、21時から倶楽部の催し物に毎月
参加し、友人や楽しい先輩もできていたので、
「出版しようぜ!パーティー」にも迷わず参加を
決めました。

ただ、企画書を出す気は全くありません。本を出す
ような人になれるとは、全く思っていなかったので。

しかし、21時から倶楽部のメーリングリストで、
是非みんな企画を出そう、という機運になり、
企画書の書き方なども案内され、僕もどなたかに
「折角来るんだから出したら」と言われて、
企画書を書くことにしました。

ただ、その当時僕には何もなく(今もですが)、
書けるとしたら、「税理士試験に比較的短期間で
合格する方法」くらいでした。

税理士試験の合格体験記は、前年合格した時、
TAC(資格の学校)で書いており、それが本の
一部に掲載されたりしていたので、書けそうだな
という感触はありました。

まさかそんなのが本になるとは思わず、ひやかしで
企画を出してみました。

そのパーティーの最後には、素人が出した企画で
よかったやつを各出版社の編集者の方(たぶん、
とても優秀な人ぞろいだった)が発表するのですが、
もちろんそれにはまったく出てきませんでした。

「まあ、本なんて出す人間じゃないし」と思い
ながら、会場を後にしました。

ところが、後日ある出版社の方からメールが来ました。

「あなたの企画を出版したいから、打ち合わせさせて
ください」というメールが。

「これは、うわさに聞いた出版詐欺か、自費出版
というやつかな」と思いながらも、待ち合わせ場所に
向かいました。

そこに現れたのは、今でもお付き合いさせて
いただいているIさんという方で、当時は大手の
出版社にいましたが、独立するとのことで
個人でも編集協力などの仕事をやっている、
ということでした。

そのIさんの知人である、オーエス出版(今は
なくなってしまいました)のSさんという方が、

「資格試験合格法の本ををシリーズ化したい」

という希望を持っていて、ちょうどネタを探して
おり、パーティーにはいけなかったが、出席した
Iさんに「何か面白いものはなかった?」と
聞いて、企画を見せてもらったそうです。

Iさんはパーティーに出席していて、僕と名刺交換
をしたそうなんですが、いまだにIさんと名刺交換
したことを覚えていません(すみません)。

Iさんの協力もあり、「税理士試験合格法」の原稿
を書きはじめました。

当時、ブログやメルマガをたくさん書いていたこと
もあり、文章を書くことには慣れて来ていたためか、
原稿を順調に書くことが出来て、

「働きながら3年で!税理士試験最短合格の勉強術・時間術」

という本を、インデックスコミュニケーションズ
(オーエス出版から社名変更)から出してもらう
すことが出来ました。

その本が、ターゲットが狭いにもかかわらず、
19,500部発行されるなど結構売れました。

最初の1冊が売れないと、将来はないと言われますが、
その点ではラッキーでした(大した準備はして
いなかったです)。

その後、同じ出版社から、

「税理士 絶対成功の開業術・営業術」を出したのが
2007年で、それもあまり売れず(ターゲットが狭い!)
少し低迷していましたが、

2010年に、最初の本を読んでくれた優秀な若い編集者の
方が声をかけてくれて、

「朝1時間勉強法」という本を出しました。

それが43,500部のヒットとなり、
「無名で大したことないけど、結構売れる著者」
という評判になり、ここまでつながっているような気が
します。

2冊目以降の話は改めてしたいと思います。

長々と申し訳ありませんが、出版のきっかけを
書かせてもらいました。

このように、どんなことが出版のきっかけになるかは
わかりません。

僕は相変わらず文章が下手ですが、もし皆さんが
出版を考えているのなら、普段から「書く」
練習を積み重ねていくのがよいかと思います。

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本を書くいい方法、144,000部のヒットは
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 ★ご感想について★

 たくさんのご感想を頂戴しています。

 本当にどうもありがとうございます!

 個別に返信したいのですが、時間の都合上
 ちょっと難しい場合もあります。
 大変申し訳ありません。

 当メルマガ誌上で紹介させていただくことが
 あるかもしれません。よろしくお願いいたします。

山田さん、では、また。

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発行者:山本憲明

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