2018-02-14 (水)
【ひとり経営講座メルマガ】2018/2/14［第793号]夢の印税生活？？本当のところは
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【ひとり経営講座メルマガ】2018年2月14日水曜日
［NO.793]夢の印税生活？？本当のところは
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山田さん
おはようございます。山本憲明です。
先週後半から今週前半にかけては、
・事務所で仕事（12月決算、確定申告など）
・お客さん訪問
・以前の野球仲間との飲み
・少年野球練習
・野球関係飲み
そんな感じの一週間でした。
来週は税務調査と確定申告無料相談、
週末は野球の指導者講習会で予定が
ビッシリ、ややブルーです。
※ このメルマガは現在「水曜日」の週一で発行
しております。
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■このメルマガは、小規模経営にこだわってきた山本が、
「小さい会社の経営では、何に気を付けていけばいいか」
「社長は、どう行動していけばいいのか」
などについて、熱く、時にはクールに語るメルマガです。
会社を経営している社長さん、士業の方、起業準備中や
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「社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい」
現在25,500部発行。
さすがに先週も、増刷はありませんでした。
まだ売れているようですので、今週に期待。
[NO.793]夢の印税生活？？本当のところは
本題と関係ありませんが、先日書いた
コインチェックの件、日本円引き出しが
出来るようになりホッとした方も多いか
と思いますが、ぼくはまだRippleとNEMの
交換が出来ず、凍結されたままです。
どうなることやら。
印税のことをやたらと聞かれるので、
書いておこうと思います。
よく聞かれるのは、印税がいくら入るのか
という（下世話な）ことです。
よく「夢の印税生活ですか」と聞かれますが、
とんでもないです。
印税があるから何とか食っていける感じで、
実際はカツカツです。
僕自身は、あまり欲しいモノがないし、買い物
など全然しないですし、お金のかかる外食も
あまりしません。
しかしこれまでは、馬主や競馬で負けたりして
（馬主はちょっと贅沢でした）、お金が減り、
全然残っていないのが現実です。orz。
印税というのは、本を執筆して、出版して
いただいた際に、執筆料金として本代金の
10％程度をいただくものです。
出版社によって印税の支払いシステムは全然
違い、本当に三者三様で、支払金額の基準や
時期などもてんでバラバラなのです。
例えば以前出していただいたＣ社（今はＫ社）
は、実売部数基準といって、売れた部数に応じて
印税が支払われます。
実際は厳密に売れた部数が把握できないので、
出版社から出荷された部数から返品された
部数でやるみたいですが、実売部数といえます。
大部分は実売ではなく、「発行部数」を基準に
部数が決められます。
出版社が、在庫部数や売れ行きを把握して、
もう少し印刷した方がいいと決めたとき、
「増刷」が決まることになります。
「増刷」が決まった時点で印税が発生するのを
「発行部数基準」といいます。
私が出したＡ出版社やＤ社はその発行部数基準です。
ただ、発行部数基準と言ってもいろいろあります。
初版発行日の月末の35日後に初版分の50％、
その３か月後に残りが支払われたり、２万部に
到達するまでは、増刷しても半分だけ支払われ
たり（残りは次の増刷時）する会社もありますし、
増刷が決まって本が発行された日の翌月末に
すぐ発行部数の全部に対する印税が支払われる
会社もあります。
本当にさまざまなルールがあり、多くの出版社
から出していると、いついくら支払われるのかが
わからなくなったりします。
さて、僕がいただいた印税ですが、これまでの
累計発行部数が40万部くらいで、本が1,500円と
して単純計算すると、6千万円くらいになります。
実際にはもらっていない分もあるかと思いますし、
はじめの本が発行されてから13年も経ちますので、
あくまでも累計でその金額ということです。
また、一番売れた「仕事が速い人と仕事が遅い人
の習慣」の印税が入る時期に、税金の方式を
ミスったりして（税理士なのに自分の会社には
疎くて）相当税金を支払いましたので、実際には、
「印税はどこに消えた？」
という感じになっています。
決して散財したわけではありません。
ちなみに今売れている「会社は１人で経営しなさい」
ですが、部数が25,500部になっていて、単純計算で
確定している印税が3,690,000円（初版が８％で
重版分が10％であったりして半端）ですが、
まだ入金されておらず、４月とか５月に徐々に
入ってくる感じですので、たからないようお願いします。
「夢の印税生活」などと言われますが、
もともと事業で大して儲かってない上に、
マンションのローンや子どもの学費など出費も多く、
何とか印税のおかげで生きていけている、
というのが実情です。
本当のところ、決して贅沢はしていません。
毎日飲み歩いたり高価な服や車、時計などを
買うことはまずありませんので誤解なきよう
お願いいたします。
買い物は本とか教材（←これが結構高価）
くらいなものです。本当です。
あとは学費など、子どもにたくさんお金が
掛かります。なかなか苦しいです。
ということで、現実的には大したことがない、
という夢のない結論になります。
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本当にどうもありがとうございます！
個別に返信したいのですが、時間の都合上
ちょっと難しい場合もあります。
大変申し訳ありません。
当メルマガ誌上で紹介させていただくことが
あるかもしれません。よろしくお願いいたします。
山田さん､では、また。
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